都留屋防災のブログ

山梨県都留市に在住。防災、減災について情報を発信していきます。防災備蓄やグッズの紹介、広域避難計画、防災マップ、安否確認など身近に出来る対策のアドバイスを行います。防災士取得予定。災害に備え、行動できる方を増やすことを目標にしています。

阪神・淡路大震災から20年をデータと共に考える。

20年前の今日1/17に、阪神・淡路大震災が起きました。

6434人という多くの命が失われるという未曾有の地震でした。

関東大震災以降、近代化されてからはじめて起こった地震かと思います。

 

まずはYAHOOのまとめデータをもとに地震を振り返ってみたいと思います。

※【】はデータです。

 

【死者:6434人

そのうち、77%の方が家屋の倒壊と家具の転倒による圧死でなくなりました。】

 

震災後、建物の耐震基準が改正されました。しかし耐震化は多額の資金がかかるため

なかなか思うように進まない現状があります。

一方、家具の転倒防止については、数百円から1万円程度でも十分価値があり、

即効性(すぐできる!)もありますので、是非やってください。

 

 

また、午前5:46と早朝に発生したため、朝食をつくる時間と重なってしまい、

家事も多く発生しました。

【なお、火災139件中85件(約60%)が電気が復旧した際に起こる
通電火災だったようです。】
ブレーカーを切ってから避難をすることで防げることが多くあります。
これは、知識だけです。知っていれば守れる知識もあります。
 
 
【一方避難生活に目を向けると、復旧までに次のように日数がかかったようです。
水道:90日 ガス:83日 電気:7日 電話:6日
水道・ガスは地中に配管が埋まっていますので、より多くの時間がかかりました。】
 
 水道、ガスが長期間使えないという状態を想像してみました。
 お風呂に入れないということで、冬ですので、風邪が蔓延してします可能性も
あるかと思います。マスクや体をふくためにボディーペーパー、ウエットティッシュを用意することで多少軽減できると思います。
 
避難生活に対して、それぞれ対策を考えてみます。
 
■水道:飲み水としては、2Lのペットボトルを箱買いしておくことをお勧めします。
段ボールに入っている状態では重ねて保管できるので、倉庫などに置いておくだけで便利です。低額で準備することができます。
 
■ガス:火をつかうことしては、カセットコンロ・ボンベを用意することで日常な調理、温かいものを作ることができます。
 
■電気:明かりととるという意味では、懐中電灯やランタンを準備することで解消します。これも低額でも十分用意できます。
また、ケータイ電話の充電がなくなるといろいろやっかいです。手回しで準電でき、ラジオや懐中電灯がついているものが5000円程度で用意できます。これは、重要だと思いますし、実際起きてからではすぐなくなるので、今のうちに必ず準備した方がよいと思います。
 
■電話:輻輳状態になり、つながりにくくなります。災害伝言ダイヤルを家族で使えるようにしてくことで、一番知りたい家族の安否を確認できます。
また、現代ではTwitter、FaceBookなどのSNSも重要な意味を果たします。
これらは、情報を得るためにも少し触っておいてはいかがでしょうか。
 
 
多くの被害があった阪神・淡路大震災です。
被害にあわれた方々のことを思うとともに、これから起こる地震への備えを
していく義務があるように思います。
 
忘れてはいけない大切なこと。このタイミングで再度考えてみましょう。

山梨県東部・富士五湖 地震情報を調べてみた

皆様こんにちは。

 

今日は自分が住んでいる都留市の含む山梨県東部・富士五湖エリアの

地震について調べてみたいと思います。

 


山梨県東部・富士五湖を震源とする地震情報 - 日本気象協会 tenki.jp

 

過去三年を比較してみました。

2012年33回、2013年4回、2014年7回となっています。

単純な比較だと2012年は2011年の東日本大震災の影響?で

回数は多いようです。

この比較だけだと、影響は去っているように感じるかもしてませんが、

地震は移動エネルギーの蓄積の解放なので、いずれはおこってしまいます。

 

直近では、2014年12月11日に震度4の地震がありました。

 

中規模地震が起きたときは特に何かあるな!と思っていて

行動していきたいものです。

ブログを始めるきっかけ

明けましておめでとうございます。

2015年がスタートしました。本年もよろしくお願いいたします。

 

今日はブログを始めた動機、きっかけについて書いて行こうと思います。

 

きっかけに関係ありますが、なぜこのはてなブログで始めているか?

ということに疑問をもたれる方もいるかもしれません(別にサービスの

非難じゃありませんよ笑)

ブログを始めるというと、私のようなライトユーザーには

アメーバブログが一番知名度があるように思えます。

 

しかし、このはてなブログはとてもシンプルなデザインで好みです。

またリンクなど貼るのも簡単で、初心者でもブログを書いて投稿することに

難はないように感じています。

 

そして、これが決めてなのですが、

「ちきりん」さんがはてなブログを使っていることが決めてです!

 


Chikirinの日記

 

この人の本を2年くらい前に弟が面白いからと貸してくれて

「自分のアタマで考えよう」という本を読んでみたところ、

とても感銘を受けたのを覚えています。

 

データはデータのまま見るのではなく、それを分析して価値がでるといった考えは

今の私の日常の基礎になっていると思います。

 

そんなちきりんさんがはてなブログを選んでいるので

他のブログと検討していましたが、はてなブログに決めました。

 

動機も、自分が普段考えている事を自分自身でまとめるという行為で

見つめ返すこと。

提案的な発信をしていくことで、防災を通じて世の中を少しでもよくして行きたいと

考えていることが理由です。

 

まぁ、まじめっぽいこともいいましたが、今年は写真とかを載せつつ、

更新の頻度を増やし、内容ももっと深堀していきたいと思います。

 

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

災害時の通信について -ソフトバングの気球基地局の取り組み-

こんばんは。

本日は、災害時の通信について書いていきたいと思います。

私はこの内容に注目しています。


動画で見るソフトバンクの災害対策「気球基地局」 - LTE対応や海上運用も可能に | マイナビニュース

 

災害時には、基地局が破損した場合による通信能力の低下

それによる輻輳が起こりやすくなる。

 

そもそも、家族や友人、社員などの安否を取りたいというニーズは

大変大きく、輻輳が起きます。

 

それに、追加できる基地局を配置するという解決法です。

 

・移動することができる。

・比較的安価(高額な設置設備ではない)

 

など素晴らしいメリットだと思います。

 

会社としてのソフトバンクの先見性はとても勉強になります。

 

最近、災害時に歯磨きが必要と言っていますが

しばらくぶりにブログを書いています。

もっとしっかり更新したいなと思います。。

 

ここ一か月は、仕事と会議と、セミナーにでたりしていました。

あとプライベートもバタバタしてます(笑)

 

さて、表題の、歯磨きですが、こんなCMがやっています。


覚えてください、防災にオーラルケア。|サンスター|SUNSTAR|

 

…見たときは正直、歯ブラシとか歯磨き粉売りたいがために

こんなこと言ってるんだろうな~って思っていました。

 

でも、最近のニュースを見ているなかで、

「しっかり歯磨きをするようになった老人ホームでインフルエンザの感染が劇的に減った」というものがやっていました。

 

これって、考えてみると合理的なことかなと思います。

菌は空中や、手などから口に入ります。そのあとで、体に回るわけです。

口に入らないように、マスクをしますし、

うがい手洗いも同様です。

 

でも、「口に入ってしまった菌はどうなるのでしょうか?」

 

たぶん、口の中で増殖して、内臓に回っていくのかなと。

 

だったら、口の中で菌を殺す、【歯磨き】は有効なんじゃないかと!!

そう思いついたんです。

 

CM等の売り、謳い文句とはアピールポイントが違いますが、

今のような冬場などは風邪やインフルエンザがは流行りやすい時期です。

 

結果、防災上の観点で避難生活には結構重要なことかもしれない

そう思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日は津波防災の日

こんにちは。

今日、11月5日は「津波防災の日」というものになっているようです。

 


気象庁|「津波防災の日」ポータルサイト

 

3.11がおき、津波被害の甚大さを目の当たりにして、

津波対策についての理解と関心を高めることを目的としているようです。

 

津波に対して、日頃から意識しているかどうか、

については、海岸部に住んでいるかどうか、ということがかなりの

比重を占めると思います。

私が住んでいる山梨県は海がないので、なかなかその対策について

関心が高いとも思えません。

ただ、だれしも転勤、転居などで海岸部に住む可能性は少しはあるかなと思います。

 

その際に、何も知らないよりは知っていたほうがよいのではないでしょうか?

また、海水浴や海釣りなどで海に行かれる方も同様に思います。

 

そこで、私が見ておいた方がよいと思うのは、


NHK 東日本大震災音声アーカイブス

 

この番組です。NHKの特徴でもある長期取材で生の声を聞く事ができます。

 

日頃から、備えをしておきたいものですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

総務省消防庁紹介の防災グッズは?

みなさん、こんにちは。

今日は 総務省消防庁 で紹介されているグッズを検証してみたいと思います。

 

印鑑、貯金通帳、現金

懐中電灯、ろうそく、ラジオ、電池

ナイフ、手袋、ライター

水、缶切り、ナイフ、哺乳瓶、インスタントラーメン、食品

救急箱、衣類、毛布、ヘルメット、防災ずきん

 

と書いてありました。

わりと少ないかなというのが印象です。

あと、かさばるもの(救急箱、衣類、毛布、ヘルメット、防災ずきん)は

同時には持っていきにくいかもしれません。

 

私は、避難用に使っていないかばんとボストンバック×2の合計3つの

持ち出し用品をつくっていますが、すぐに持ち出さなければならないもの、

また、かさばらないものを最初に持ち出すように準備しています。

これを仮に一軍と呼ぶと、

先ほどあげたかざばるものは二軍として、のちのちに自宅に持ちにきても

よいように感じます。

というのは、「避難」を想定しているのか「避難生活」を想定しているかの違いです。

 

すぐには判断できないことも考えられるので、とりあえずは「避難」に合わせて

持ち出せる、持ち出すべきものを準備すべきだと思います。