都留屋防災のブログ

山梨県都留市に在住。防災、減災について情報を発信していきます。防災備蓄やグッズの紹介、広域避難計画、防災マップ、安否確認など身近に出来る対策のアドバイスを行います。防災士取得予定。災害に備え、行動できる方を増やすことを目標にしています。

3.11に思う 未来に対しての不安を減らすために

今日3月11日で東日本大震災から4年が経ちます。

地震による被害、津波による被害などで多くの命が失われ、

放射能漏れによる影響で直接、間接的な被害が続いています。

 

避難生活をされている方も依然として多く、現地の復旧・復興も思うように

進んでいないと毎日報道されています。

 

黙とうを捧げるとともに、現在を(運よく)生きている私たちには

未来を守らなければならないと強く思います。

 

そこで今日は《災害に強い地域づくり》ということで提案をしてみたいと

思います。

【建物(ハード面)の対応】

以前のエントリーにも書きましたが、地震での死者は建物倒壊・棚など什器に

よる圧死がほとんどです。

時間もお金もかかりますが、対応するに越したことはないです。

特に優先されるべき施設に対しては、耐震補強は必須です。

圧死に関しては、重い什器が倒れないように注意が必要です。

特に高齢者の方が逃げ遅れたりするケースが多いようですので、

一人暮らし世代などには、『訪問確認』などで現状を確認して

ツッパリ棒の販売を行うなど(安価なものでも十分に効果はあると思います)

の仕組みも必要だと考えます。

 

 

【教育面】

意識を高めることは重要です。今回でいえば、意識を低くしない工夫も大切だと思います。

そこで『3月11日を防災の日にする』ということを(自治体レベルでも)

実施することを提案します。

現在9月1日が防災の日ですが、一年に一回防災訓練などの教育をするよりも

一年に二回行うことが大切だと思います。

 

【自治体は目標を】

災害に対して、被害予想は各種でていますが、

それを軽減させる目標それに対して具体的行動が弱いと思います。

 

数値化することも大切なことだと思います。

 

 

提案については、引き続き行っていきます。

 

  日本では地震など災害は残念ながら、かならずいつかは起こってしまう災害です。

 

未来を生かされている私たちにできることも多いはずです。